【第02章】EMC問題を解くための基本原理
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クーロン力の説明をする時によく引き合いに出されるのが万有引力です。万有引力とは物体間には常に引力が働いているというものです。ニュートンがリンゴが木から落ちるのを見て「地球がリンゴを引っ張っている」と考えたというエピソードは有名ですね。(実際にはこの話は残念ながらフィクションらしいですが…)式は覚える必要はありませんが、万有引力とクーロン力を表す式は形が非常に似ています。万有引力は物体間に、クーロン力は電荷間に働く力であるということ以外はほぼ同じに見えます。(万有引力定数Gと比例定数kは等式が成り立つように帳尻合わせのために逆算されたものと考えれば良い)ただし、万有引力とクーロン力は全く同じというわけではありません。万有引力は常に引力で斥力はありません。そして、クーロン力の方がはるかに大きいということもあります。2個の電子が1mの距離にある際の万有引力とクーロン力による斥力を比較した際、4.2×10■■倍もクーロン力が大きくなります。クーロン力はとても強いので、物質全体は電荷量がつり合っています。そうでないと、物質はバラバラになってしまいます。日常生活で電気の力を意識しないで済むのは、クーロン力が強いためプラスとマイナスの結合が切れにくく、単独で存在することがほとんどないからです。

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