発熱している基板を題材に対流の放熱量の計算例を見てみましょう。特に重要なのが、板全体が一様な温度になっていると言う前提です。実際は、このようなことは起こりにくいですが、この前提が後に実施する筐体などの温度計算で役立ちます。計算手順は伝導と同じです。まず、右図のような熱等価回路をイメージします。そして、熱抵抗を求めます。対流の場合、熱抵抗を求めるために、まず表面積と対流熱伝達率を求めます。計算条件に「表面積は表裏2面を考慮する」とありますが、対流の起こる面全てを考慮すると言う意味です。薄い平板の場合、概算では板厚面からの対流は無視しても構わないでしょう。熱抵抗が求まったら、熱移動の基礎式に代入して解を求めます。
元のページ ../index.html#13